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中川 いさみ
天職の泉
ある意味天才である中川いさみ氏の初期の作品。「カサパパ」もおそらくこのころの作品だろう。作風が似ているのである。約15年前の作品なので、勢いが見られる反面、若さゆえであろうレベルのブレが見られる。「面白い!」と「何じゃこりゃ?」のブレである。現在はほぼ安定して、静かで不条理で、面白くしようとする意図が感じられないのに非常に面白いという、レベルの高さをキープしている中川氏だが、「天職の泉」当時は逆である。従って、「中川いさみっていう人はこういうマンガを描くんだ」という、入門書にはなり得ないように思われる。「こういうマンガを描いていた時期もあるんだ」という読み方なら可。
こういうのは、なんというジャンルの漫画なのか、ナンセンス漫画というのでしょうか?ウエブ上の漫画で作者の存在を知り、単行本を買ってみたんですが、帯に書いておることによると、これは作者の「幻のデビュー作」だそうです。目次からしてえらい事で、48頁から始まってます。『亜仁井まる子(子役)』です。次に猪俣美代子(調教師)と続きますが、その他オカルトOL、ビックリショー常連の主婦、タカラヅカ風現場監督等、天職に生きる人々を8コマから数ページに渡る漫画で描いた訳分かんない作品です。 |
このページの情報は 2007年4月2日16時29分 時点のものです。 |




